季節の変わり目と首肩の不調
朝晩と日中の気温差が大きくなると、自律神経に負担がかかり、首や肩の筋肉がこわばりやすくなります。寒さで体を丸めたり肩をすくめたりする姿勢も重なり、首こりや頭痛につながることがあります。
セルフケア(アイソメトリック編)
後頭下筋群をやさしく働かせてからゆるめる方法です。強い伸ばしは不要で、安全に行えます。
- 椅子に座り、背筋を自然に伸ばします。
- 両手を頭の後ろ(後頭部)に軽く当てます。
- うなずく方向へ「頭を前に倒そうとする力」と、手で「軽く押し返す力」を同時にかけます。
- 力は5割程度で5秒キープ。
- 力をふっと抜いてリラックス。
これを3〜5回繰り返します。筋肉が「軽く働いたあとにゆるむ」感覚が出やすく、後頭部〜首の緊張が和らぎます。
ポイント
- 痛みが出るほど力まない(ソフトに、呼吸を止めない)。
- 終わったあとに首をゆっくり左右へ向け、動きやすさを確認する。
- デスクワークの合間に1セット行うと効果的。
まとめ
季節の変わり目は自律神経の揺らぎから首肩の緊張や頭痛が起こりやすい時期です。強いストレッチよりも、アイソメトリックでやさしく働かせてから休ませるアプローチが合う方も多いです。日常の小さなケアで負担を減らしていきましょう。
ぐっすり整体では、首・肩の不調に対し、姿勢や呼吸、神経系の働きも含めて総合的にサポートしています。気になる方はお気軽にご相談ください。