肩こりと目の使い過ぎの関係を知っていますか?
肩こりといえば姿勢の悪さ、頭痛といえばストレスや睡眠不足を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし近年の臨床現場では、目の使い方が首や肩の緊張に深く関わっていることが分かってきました。
デスクワークやスマホ時間が長くなると、目を動かす筋肉や神経が疲れ、その影響が首や肩、さらには背中の不調へとつながっていきます。
なぜ目の使い過ぎが肩こりや頭痛を引き起こすのか
私たちの身体は、目(視覚)、耳の奥にある前庭器官(平衡感覚)、体の感覚を総合して自分の位置を脳で判断しています。
この中でも目の動きは、頭の位置や姿勢を決定する大きな要素です。
目を動かす筋肉(外眼筋)がこわばる
ピントを合わせる毛様体筋が疲労する
視覚と前庭(バランス感覚)との連携が乱れる
これらが起こると、首の後ろや肩の筋肉が無意識に緊張してしまい、慢性的なコリや頭痛の原因となります。
とくにストレートネックの方は頭が前に出たまま固まってしまうため、目の動きが制限されて悪循環が起こりやすいのです。
姿勢と視覚のつながり。ストレートネックの方が要注意な理由
頭が前に出ると視線が下がるため、目を上に持ち上げ続ける必要があります。
ピントが合いにくくなり目が疲れると、さらに首が前に出ます。
自律神経に負担がかかり頭痛やめまいを引き起こすこともあります。
このように、目と首の動きはどちらかが崩れるともう一方も崩れやすい関係にあります。
肩こりや頭痛が慢性化している方は、首だけでなく目の動きやピント調整のしやすさも確認することが大切です。
当院のアプローチ。目と首を同時にケアする整体
当院のFNT脳神経整体コースでは、肩をもむだけではなく、目の動きと首の動きを神経学的に評価し、必要な部位へやさしく調整を行います。
後頭下筋の調整
目と首の動きに関わる重要な筋肉を緩め、頭の位置を正しい位置に戻しやすくします。
VOR(前庭眼反射)トレーニング
目と内耳、首を連携させる神経の反応を整え、動きながらでも視線が安定しやすくします。
胸郭と肩甲骨のモビリティ調整
肩や背中の固さをやわらげて呼吸を深くし、首にかかる負担を軽減します。
神経の状態に合わせたオーダーメイドのセルフケア指導
スマホやPC中にできる簡単な目のリセット法や首のストレッチをお伝えします。
まとめ:目から整えると首と肩はもっと楽になる
マッサージしてもすぐに戻ってしまう肩こり。
デスクワークで首や肩がずっとつらい。
頭痛まで出てきて仕事に集中できない。
そんな方は、目の使い方に原因が潜んでいるかもしれません。
姿勢・神経・視覚を総合してケアすることで、根本から首や肩の負担を減らすことが可能です。
やさしい整体で、体を本来の動きへ
ぐっすり整体 福岡天神院は、やさしいタッピングを中心とした神経アプローチで、
姿勢・呼吸・体の使い方を整える整体サロンです。
スマホ首・肩こり・頭痛・腰痛などの慢性不調でお悩みの方が、自然な呼吸と正しい姿勢を取り戻し、
毎日をもっと快適に過ごせるようサポートしています。